キズの種類別 年末年始 大型連休前など後悔しない車修理

車の傷の種類にはさまざまなものがあり、
それぞれに合った対処法が必要で、
修復料金も変わってきます。

今回は車の傷の種類と対処法、修復料金をご紹介します。

車の傷ができたらどうする?
まず初めに、車の傷ができたら小さな傷でも放置すると
傷口から水分が入り込んで錆が生じる可能性があり、
やがて広範囲において塗装が剥がれる可能性があります。

ちなみに、売却時の査定額が下がってしまう可能性が
高く、板金やパーツ交換が必要になる大きく
深い傷の場合、15,000円~24万円ほど
査定額が下がる可能性があります。

まだ、表面的な小さな傷であれば、
減額にならなかったり、10,000~40,000円程の
減額に抑えられることができます。

また、車の傷によって道路交通法の定める
保安基準を満たせない場合、
車検に通らない可能性があります。

表面的な傷であれば問題ありませんが、
大きなへこみや変形を伴う傷、
ヘッドライトの光軸に影響する傷などは
車検が通らない可能性が高いです。

それに、保安基準を満たさない車で運転すると
道路交通法の整備不良にあたり、
処罰の対象となることがあります。

そして、車がカーリースの場合、
カーリース会社に連絡して傷を
付けてしまったことと
どうすれば良いのか対応を聞くのが好ましいです。

ただ、小さな傷を放置してさらに被害が
大きくなる場合、契約期間満了時には
原状回復がルールになっているため
費用が大幅に多くなる可能性もあります。

その他、車の傷は小さな傷や浅い傷であれば
修復にはタッチペンやクリーナー、
傷消しワックスを使い、自分でも修復でき、
ネットやカー用品店で購入することもできます。

しかし、大きなへこみや深い傷の場合は
業者に頼んだ方が完成度が良いでしょう。
自分で治せても返って傷が目立ってしまう
こともあり、失敗のリスクと共に買取金額が
下がってしまう場合もあります。

もちろん、自分で修復できた方が
安く済ませることもできます。

業者としてはディーラー、板金塗装業者、
カー用品店などに依頼でき、
費用は業者ごとに違います。
ディーラーの場合、自動車メーカーとしての
パーツの交換の場合は純正パーツを
用意してもらえますが、修理時間が長く、
修理費用も高くなってしまいます。
代車もないケースがほとんどです。

板金塗装業者の場合は、ボディーの
鈑金作業と塗装作業を専門に修理します。
地元に根付いた、開業年数が比較的長い
国家認証資格所得、工場などでの見積もりを
お勧めします。
専門だけに完成度はピンからキリまであり、
口コミや、作業実績などを頼りに選ぶ必要があるでしょう。
古い車や輸入車のオールペイント、
全塗装経験、実績などが多数であれば
技術的に信頼されいる目安になると思います。

誰が、どのように治すのかが
最重要で、できれば、作業担当の方と
(サービス担当のフロントマンではなく)
直接、打ち合わせができ
担当のお名前を伺っておける
町工場をお勧めします。
年末年始、大型連休などは、込み合うので
予め、状況を聞いておく必要があります。

カー用品店の場合、
セルフ補修用品を購入することもでき、
修理の依頼も可能です。
修理の依頼をする場合は鈑金塗装業者に外注され、
店舗によって修理可能な傷が限られ、
大きなへこみ傷には対応していない場合もあります。

ひっかき傷
線傷に似ていますが、線傷よりも浅く
軽微な傷で、引っ掻いた跡のような細かい線状の傷です。
走行中に飛び石が当たったり、草木と接触したり、
猫やカラスなどの爪でも付けられます。

また、洗車の際に、ボディ表面に残っていた
砂やホコリが擦れて傷ができてしまったり、
ドアを開けるときに引っ掻いたりしてつく傷です。

そのため、気がつかないうちに
ついている傷でもあります。

ひっかき傷などで、塗装の表面のクリア層だけの
浅い傷であれば、傷の部分を研磨剤を含む傷消し
ワックスやクリーナーで丁寧に磨くことで傷を消すことが可能です。

費用の相場としては、
タッチペン・傷消しワックス200~6,000円程度、
クリーナー1,000~6,000円程度となっています。

こすり傷
その名の通り、何かに擦ってしまう傷です。
特に縁石が多いと思いますが、ガードレール、
塀などに擦ってできる傷です。

傷の範囲が狭ければ
タッチペンで直すことができます。

へこみ傷
柱や塀、小石、雪や雹など何かに衝突したりして
ボディがへこんでしまう傷です。
特にボディの中で傷がつきやすいのは
・ドア
・フレーム
・バンパー
・エアロ
・ボンネット
などです。

隣に止まっている車のドアがぶつかったり、
擦ってしまったり、飛石によって
へこみ傷ができます。

塗膜に傷がついてしまうこともあります。

へこみを元に戻すだけならあまり
費用はかからないでしょう。しかし、
へこみが深い時はたたき出した後、
丁寧に塗装をおこなう必要がありますが、
へこみが大きく、傷もある場合パーツ自体を
交換することになる可能性もあります。

交換するパーツは種類や新品か中古品かで変わり、
鈑金塗装が必要な場合は
パーツ交換より高くなる可能性もあります。

軽度のへこみであればパテで
埋めることができますが、
ボディが見えるほどの深い傷や
大きくへこんだ場合は
業者への依頼がお勧めです。

また、浅い傷の場合でも広範囲にわたる場合は
業者への依頼をお勧めします。

パテを使った修理方法としては
へこんだ部分の汚れと油分を落としてから、
パテをへこんだ部分に塗り込みます。
乾燥したら耐水ペーパーで研磨して
表面を平らにし、パテ部分の塗装に移ります。

塗装では重ね塗りを行うことで
1週間ほど乾かしたり、コンパウンドで
艶出しを行うことで手間暇がかかりますが、
へこみを目立たせなくすることも可能です。

線傷
引っ掻き傷のような線状についた
細長い傷の事を線傷といいます。
原因としては先の尖ったものなどが
擦れてついてしまいます。

具体的には
・街路樹
・走行中に跳ね上げた小石や砂
・鍵
・キーホルダー
・硬貨

日常的につきやすい傷で、
簡単につけることができる傷のため
意図的に付けられる場合もあります。

塗装をしたり、磨くことで修復が可能です。

具体的な対処法としては、
研磨剤を使って磨くコンパウンドが適しています。
ただし、傷を目立たせなくするだけで
完全に消せるわけではありません。

費用としては、研磨に使用するクロスや
スポンジが100~200円程度、
コンパウンドが200~3,000円程度となります。

エグレ傷
バンパーの下地(黒)が出た傷のことです。

エグレ傷の対処法として、
見えない程度で良いのであれば
タッチアップペンを使って対処できます。
えぐれた箇所を水洗いし、
えぐれた部分のささくれなどをカッターなどで
取り除き、脱脂剤で油分などを落としてから
タッチアップペンを使って抉れた部分を塗ります。

大きなエグレ傷の場合は、バンパーを外さないと
対処しずらい可能性もあり、対処も大変ですので
業者に依頼することをお勧めします。

お問い合わせ

  • 電話番号: 045-544-8112
  • お問い合わせ