車の鈑金塗装の流れは?セルフでもできる?費用や保険適用についてほか、

車の鈑金塗装の流れ
へこみがない小さな傷などの損傷が少ない場合、
擦った程度であれば洗車により汚れを綺麗に落とし、
研磨剤を使って修復することができます。
大きくはないがへこみと傷がある場合は、
塗装前にパテで下地を補正し、
損傷した部分を研磨剤などで綺麗にして
平らになるようにパテを埋め込み、研磨を行います。

その後、エアータッチやスプレーにより
車体のカラーに合わせた塗装で仕上げます。
へこみが大きい場合は難易度が高いですが、
下地作業に時間をかけ、
重ね塗りで乾くまで待って塗るを繰り返し、
最後にボカシ剤で仕上げるようになっています。

車のセルフ鈑金塗装方法
車のセルフ鈑金塗装は、

状態が比較的良い場合に行うことができます。

しかし、一定の技術や専用の工具が必要です。

ドアひとつにしても

内側のパネルを剥がす必要があり、

鈑金塗装後に元に戻すのが

難しい作業となります。

また、素人であれば本格的な

鈑金としてハンパーで部品を叩いたり、

パーツの切断作業など返って

損傷を悪化させる場合もあります。
車表面の小さな傷くらいでなければ

業者に依頼した方が良いです。

さらに、ブログやyoutubeなどの

動画コンテンツによる

裏技車の鈑金塗装などは、

場合によってはボディなどに

ダメージを与えかねません。

あくまで裏技程度でなんでも

良くなるわけではありません。

車の鈑金塗装にかかる費用
車の鈑金塗装にかかる費用は、

車の部位や修理業者によって変わり、

車種や車体の大きさによる違いもあります。
下記の説明は傷やへこみなどの

修理費を含みません。

ドアのキズやヘコみ
大体、40,000円~50,000円程度が相場です。
大きなへこみがある場合は

ドアそのものを

交換した方が安くなる場合もあり、

中古品で対応すれば安くなる可能性もあります。

フロント・リアフェンダー
フロントフェンダーの

鈑金塗装の相場は約50,000円で、

同じ値段で新品に交換

できるのであればそちらがお得です。
リアフェンダーの鈑金塗装は、

基本は約50,000円が相場となります。

ヘッドライトやランプを

取り外す場合は
部品費用が100,000円を超えることもあります。
さらに、ヘッドライトやランプも取り替えると工賃費用がかかります。

ドアミラー部分
ドアミラー部分は狭い道を

通るときや車同士がすれ違う時に
傷がついたりするため、
そのくらいであれば鈑金塗装の

相場が7,000円〜となります。

ボンネット部分
大きなへこみがない限り
鈑金塗装の費用は

70,000円前後が相場になります。
大きなへこみがあれば鈑金塗装の

費用が高くなってしまいます。
ちなみに、パーツ交換の場合

パーツの値段によりますが、
板金塗装よりも安くなる場合もあります。

バンパー部分
傷やへこみ程度であれば

20,000~40,000円程度となっています。
しかし、パーツ交換自体が

簡単なため費用が

約50,000~80,000円となっており、

交換を勧められるケースもあります。

また、バンパーが擦っているだけでなく

割れるくらいのダメージがあれば交換

純正品)した方がお勧めです。

バックドア
へこみが大きくなければ

50,000円〜の相場で、

へこみが大きいと交換となり、

100,000円を超えるでしょう。

ルーフ部分
軽度な損傷であれば

約30,000円~50,000円の

鈑金塗装することが多いでしょう。
もし、へこみがなくても

ルーフは日焼けなどで

色落ちしやすい部分でもあるため

塗装をしておいた方が良いでしょう。
ちなみに、大きなヘコみが

できてパーツ交換する場合は、

100,000円以上かかることもあります。

車体色別
色の種類によっては値段に差がありません。
しかし、パールという名がつく色だけ、

通常2層の塗装が、パールのみ3層ある、

色を合わせるのが難しいという理由で

鈑金塗装の価格が高くなります。

通常の車であれば

色を出すカラー層+保護目的のクリア層の2層で構成されています。
しかし、パールを含む車は、

色を出すカラー層+キラキラさせるパール層+保護目的のクリア層の

3層で構成されているため手間と塗料使用量が多くなってしまいます。

3層合わせること自体熟練の技が

必要にもなります。

そのため、パールを含む色の

鈑金塗装の場合5万円ほどかかってしまいます。

車の鈑金塗装をお得にする方法
業者によって費用が変わってくるため

複数の車の鈑金塗装の

業者から見積りをもらい、

そこから検討することで

より費用を安くすることができます。

仮に車の鈑金塗装ができない場合に

部品交換となった時に

リサイクルパーツや

安いパーツを使うことで

費用を安くすることができます。

また、色合わせにこだわると

技術も必要ですし、

高い塗料が必要になる可能性もあります。

車の鈑金塗装で車両保険は適用なるか?
車両保険に加入しており、

事故などで損傷して

板金塗装が必要となった場合に

適用されます。
しかし、適用されない場合もあり

下記が注意点になります。

注意点
車両保険でも種類があり、

人損のみや物損のみなど

保険内容により対象にならない

場合があります。
しっかりと自分の保険内容を

確認しておかなければ

いざとういう時に保険がおりません。
また、保険が仮に利用できたとしても

等級が下がり、

結果保険を利用しない方が

安い費用ですんだということもあります。
保険をお得に利用するので

あれば保険業者と電話などで

相談をしてから費用を計算してから

検討しましょう。

まとめ
車の鈑金塗装は状態により

高い技術が必要です。
損傷が激しくなければセルフでも可能で、

料金も抑えめに収めることができます。
損傷があまりにもひどい場合は

パーツ交換ということもあり、

パーツ交換の方が費用が

安くなる場合があります。

自分で鈑金塗装の判断を

したくなるかもしれませんが、

後のことを考えた際に劣化したり、

事故になるなども可能性としてはあるため、

一度業者に見せておくのもおすすめです。

しかし、全ての業者が良いわけではないです。
専門的な知識があったとしても業者によって

費用や技術の高さが違うため、

鈑金塗装について勉強したり、

さまざまな業者から意見や

見積りを出してもらうことがおすすめです。

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